戦女神2の舞台は、ラウルバーシュ大陸の中原にあるアヴァタール地方全域です。 前作の舞台であるレルン地方も登場し、懐かしいキャラクターも登場します。
アヴァタール五大国随一と呼ばれる神権国家。 『水の巫女』を絶対的な君主とした国家で、国民の殆どが彼女とレウィニア国教を敬愛し、熱心に崇めている。 レウィニア国教の教義自体は古神に対して排他的でないために、全ての神々と敵対する運命にある主人公セリカ・シルフィルも、この国を唯一の故郷としている。現在はエディカーヌ帝国との間に起きた『先の大戦(ドゥネール会戦)』において、国内は相当の被害を受けた為に、再建を急いでいる状態にある。
ブレニア内海の北部を占める格式ある騎士の国。 スティンルーラは母系社会で形成されており、常に母親から娘へ地位や財産が受け継がれている。隣国のレウィニアとは同盟関係にあり、先の大戦においては他国の参戦を牽制する役割を負っていた。 代表者はメダーリア・テレパティス女王。
国土の大部分が山岳部に覆われ、豊富な鉱物資源に恵まれたおかげで隣国のレウィニア、メルキア、エディカーヌとの貿易が盛んに行われている。人口や軍隊規模では周辺国家に敵わないものの、精強な竜騎士団と天然の要塞で守られているために、一筋縄ではいかない強さを持っている。
アヴァタール地方の東全域と乾燥地帯であるケレース地方に跨った広大な国土を誇る大帝国。 また、世界で最も魔導技術が洗練されている国でもあるために、他国には見られない機械化された街並みと軍隊を有する。 現皇帝ギニラール・フィズ=メルキアーナ。
人間の世界に寄生(広義的には共存)していた魔族の中で最も力の弱い【闇夜の眷属】が建国した国で、五大国の中では最も急成長を遂げた帝政国家。 その為、統治しているエディカーヌ王家には闇夜の眷属の血が受け継がれており、それが直接でないにしろ影響しているせいか、罪人の亡命先国として名を挙げられる事が多々あった。 結果、多種多様な人種が集まるエディカーヌは、他国とは違い、一定の秩序を保ちながらも混沌とした雰囲気を持つようになった。