魔人とエルフの王国ルア=グレイスメイルの間で長きに渡る戦争が続いていたが、
ついに王国は破れてしまう。停戦に差し出された条件は『ルア=グレイスメイル
統治権全権』『王女「シルフィエッタ・ルアシア」』のいずれか。
国と家族を愛するシルフィエッタは、祖国の平和の為に自らイグナートの城へと
赴くのだった。
戦女神&幻燐の姫将軍シリーズと同じ【二つの回廊の終わり(ディルリフィーナ)】を舞台に繰り広げるSLGです。
ゲームには、ファンタジー戦略シミュレーションに相応しい様々なモンスターや英雄キャラクターが登場します。
好みに合わせて千人単位の大軍勢を動かすことも、勇者系の少数精鋭パーティを再現することも可能です。
プレイヤーはザルフ=グレイス領主のイグナートを操り、兵士を指揮して周辺国を制圧します。
ラエドア城を始点に侵攻を開始し、周辺国全ての本拠地を落とすと、ゲームクリアです。
国家はエルフ族の国や人間族の帝国など、自国を含めて12ヵ国。
なお、このゲームでは友好度によって他国が同盟を結んだり、宣戦布告をしてくることもあります。
ただ戦闘を仕掛けるだけではなく、策略によって自国の優位を保ち、
時には敵対せずに戦力を温存するような戦略性も求められるでしょう。
敵対している軍団とマップ上で遭遇すると、戦闘が起こります。
戦闘では、大将の能力によって軍勢の布陣選択が可能です。
布陣にはそれぞれ相性があり、布陣形態によっては、攻撃が大きな威力を発揮することがあります。
また、様々なスキルや種族間の相性など、エウシュリー製品ならではの戦闘システムが搭載されています。
メインヒロインのシルフィエッタ姫は、美しいエルフ族の王女。
儀式の贄として、また国取りの道具として、不服ながらも主人公の思うままになるのです。
シルフィエッタの純潔を奪うか否かは、基本的にはプレイヤーの任意選択となります。
姫の身体を開発し、時には外交の交渉材料としたり、孕ませて未来を担う魔人の娘を出産させたり。
策略に必要な魔力を得るため、儀式は繰り返されます。